CYW育成プログラムとは


CYWの特徴は地域で出会う子ども一人ひとりにあった必要な関係性を作っていくことです。そして、チームメンバーのそれぞれの特性を生かして、チームならではの支援を作り出していくことです。 そのためには、あらかじめ用意した研修を受け、現場ですぐ実践するのではなく、目の前の子のために身につけておかなければいけないことは何か、自分たちにできること自分たちが学ばなくてはいけないことは何か、を日々の活動を振り返りながら模索していきます。 CYWの活動の特徴に合わせて育成プログラムをゼミ形式で行います。
 
 
 

ゼミ形式の学び

このプログラムは、実践と理論をゼミ形式で行っていくことに特徴があります。子どもたちと週1~3回関わる実践と、月2回の振り返りを通じて、子ども達と信頼関係を築くための、マインドセット、多くの人を巻き込んでいくためのスキルセットを学んでいきます。心理学・医学・教育学・社会福祉といった様々な分野を横断的に学び、対人援助のスキルを身につけていきます。プログラムを通じて、チームを作り、それぞれの参加者に応じた対人支援のあり方を模索します。

 
 

 

募集要項

 

 

 

 

1期生紹介

1期生が生み出したプロジェクト

イタリアンレストラン「子どもトラットリア」

調理師を目指す高校生が、イタリアン料理研究家に料理を学び、その成果を1日限りのイタリアンレストラン、名付けて「子どもトラットリア」で発表したプロジェクト。

当日は、彼に関わってくれた大人、彼の料理を食べたい大人が40人ほど集まり、賑わった。
会場のデコレーションはファッションの道を目指す女子高生、イラストが得意な子がメニュー表を担当するなど子ども達で作り上げたレストラン。

詳細はこちら

 

CYW1期生の声

①CYWの活動に参加して良かった点

良かった点について、大きく3点あります。
1点目は、子ども達との寄り添いのなか、自分の価値観を見返す機会が多くあることです。子供たち1人1人の生育環境は様々だからこそ、自分が当たり前だと思っていた考えとは違った見方をする子ども達がたくさんいます。例えば、就業やお金、恋愛といったような場面で考え方が違うなと思うことが多くありました。だからこそ、自分の凝り固まった価値観を見直し、自分が変化するきっかけをもらっているなと子ども達に日々感謝しています。
2点目は、関わる子ども達からとてもパワーをもらっているということです。ある子は、両親からの虐待、思わぬ妊娠や中絶といった、壮絶な環境を生き抜いてきました。そのパワーから自分も人との距離感が上手く取れなかったり、人を信頼できなかったりといった壁を乗り越えようとするパワーをもらっています。また、今はPIECES内で10代ママをサポートする仕組みを作っているのですが、その仕組みを進めるパワーにも繋がっています。
3点目は、CYWという仲間がいることです。PIECES内では、子ども達と寄り添い、共に伴走していく仲間がいます。1期生は8人いるのですが、お互い子ども達と接するなか感じたことを共有しています。何か悩むことがあっても、一緒に考え、子ども達にとって何が良いサポートなのか、共に悩む存在がいることはとても心強いことです。

 

CYW1期生 塚原萌香

②活動に参加して自分自身の中で変わったこと

活動に参加し、もうすぐ4カ月近く経ちますが、この間に多くの子ども達、そしてPIECESの仲間の価値観に触れることがありました。上記の活動に参加して良かった点にもあるのですが、様々な価値観に触れることで、自分の凝り固まった価値観が広がり、緩やかに相手と関わることができるようになってきたのかなと思います。
また、PIECESの活動内で私は10代ママのサポートを行っているのですが、活動を進めていくうちに他機関、団体等と連携していく必要性をより感じるようになりました。その際、他機関と連携していくためには10代ママサポートの概要や自分の思い等、伝える必要性があります。私は自分の思いを伝えることにとても苦手意識があり逃げてばかりいましたが、10代ママ達がより生きやすくなるよう、活動を今後広げるためにも、伝えるということから逃げず、伝え方を向上させたいと思うようになったことは変化した点だと思います。

 

その他の声

①CYWの活動に参加してよかったこと

・子ども達のために、どのようなアプローチがをすれば良いか、ともに考える仲間がいること。子どもたちへの関わり方を振り返る中で、自分自身の考え方や価値観が変容するきっかけがあること。

・支援をずっと行ってきた経験者と身近に関われること、様々な志望動機で参加している他のCYWたちの活動における試行錯誤を間近で見ることできるのが、自分の支援力を高めてくれている。

・自分なりの考えをしっかりと持った人たちに出会えた。新たな世界を知ることが出来た。考えを広げさせてくれた。新しい仲間と話し合いながら活動していくことへの楽しさや、仲を深めていける喜びを実感できた。

②活動に参加して自分自身の中で変わったこと

・他者の過酷な現実を目の当たりにしたときに、自分の無力さに絶望するのじゃなく、小さな関わりであっても寄り添うことはできると知ったから。これまで自分は寄り添う立場に向いていないと思って避けてきたことに向き合うことができたから。

・自分とは異なる背景を持つ子どもと関わることで、自分の価値観が変わった。

 ・子ども達との関わり方が1人1人全く異なっていて、自分のアプローチ方法を見直す機会となった。

・多様性を強く意識するようになった。また、その中身について深く考えるようになった。